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シルウァヌス ローマ神話の荒れ地と森の神。 関連: ファウヌス (同一視) 別名: シルウァーヌス シルヴァヌス シルヴァン(2)
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あのリン・カーターによるクトゥルー神話研究本。 緒元 著 :リン・カーター 監訳:朝松健 訳 :竹岡啓 出版社:東京創元社 発売日:2011/11
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アエスクラヌス ローマ神話の青銅貨の神。 関連: アルゲンティヌス (息子)
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百詩篇第5巻 11番 原文 Mer par Solaires1 seure ne passera2, Ceulx de Venus tiendront toute l’Affrique Leur regne3 plus Sol, Saturne4 n’occupera, Et changera la part5 Asiatique6. 異文 (1) Solaires 1557U 1589PV solaires T.A.Eds.(sauf solitaires 1668P) (2) ne passera passera 1605 1649Xa 1672 (3) regne Regne 1672 (4) Sol, Saturne 1557U 1557B 1568A 1568B 1568I 1558-89 1589PV 1590SJ 1649Ca Saturne 1568C T.A.Eds. (sauf Saturn. 1627 1630Ma 1644 1650Ri 1653 1665) (5) la part le port 1589PV, la mort 1590SJ 1649Ca (6) Asiatique asiætique 1588Rf, asiatique 1589Me? (注記1)1589Meの4行目asiatiqueは、掠れているため判読がやや困難。? をつけたのはそのためで、1588Rf同様asiætiqueの可能性もわずかにはある。 (注記2)1590Roは比較できず 校訂 3行目にいくつもの読みがある。「異文」節から明らかなように、1568年版の一部で Sol が脱落して以降、多くの版がそちらの読みを採っている。その結果、エドガー・レオニは(彼は一応1557Bは参照していたはずなのだが)Sol, Saturne を Saturne とした上で、異文の存在に一言も触れていなかった。 ピエール・ブランダムールは Sol, Saturne n occupera を Saturne occupera と、Sol だけでなく n (ne) も削った。これは韻律上の要請に基づくものだといい、実質的には ne がある場合と同じように釈義している(*1)。 ブランダムールを踏襲することの多いブリューノ・プテ=ジラールは、ここではブランダムールの読みを支持せず、Saturne n occupera とし、n を削る読み方を紹介することもしなかった(*2)。リチャード・シーバースはこの原文を踏襲し、英訳も実際にそのように訳している(*3)。 ジャン=ポール・クレベールは初期の原文どおり Sol を残したまま読んでいる(*4)。 ピーター・ラメジャラーは2003年の時点ではクレベールと同じように捉えていたが、2010年の英訳では Sol に対応する単語がなくなっているので、削ったものと思われる(*5)。 学識ある論者の多くが Sol を落としているのだから、その判断は尊重すべきであろう。しかし、それだと9音節にしかならないはずだし、前半律の区切れ目も不自然になる。他方、Sol を挿入したところで、前半律がそこまでで区切れることになってしまい、区切り方が不自然であることは変わらない。 日本語訳 太陽の民たちにとって、海は安全に渡れなくなるだろう。 ウェヌスの人々はアフリカ全土を掌握するだろう。 彼らの王国をもはや太陽もサトゥルヌスも占領することはないだろう。 そしてアジアの一部が変わるだろう。 訳について 1行目は主語を Mer (海)と見るほかないが、動詞が ne passera (~を渡らないだろう) というのは不自然。Solaires (太陽の民たち)を主語にしようとすると par が邪魔だし、動詞の活用形も一致しない。ただ、ピエール・ブランダムール、ピーター・ラメジャラー、リチャード・シーバースらが一致して「太陽の民たちが安全に海を渡れないだろう」ないし「海は太陽の民によって安全には渡られないだろう」という意味に捉えているため、ここでもそれに従った。 3行目は初期の原文を尊重した。その場合、素直に読むならば、「彼らの王国がもはや太陽もサトゥルヌスも占領することはないだろう」となり、実際、クレベールはそのように読んでいるが、これは文脈にそぐわないように思われるので、主語と目的語を入れ替えた。太陽とサトゥルヌスを主語と見る場合、動詞の活用形が本来はおかしいが、ノストラダムスがそういう変則的な活用形を使用することがあった点はブランダムールらによっても指摘されているので、それを採った。 ただし、そのブランダムールはこの詩について Sol を削って読んでいるため、彼の釈義では「彼らの王国はもはやサトゥルヌスを占領しないだろう」となっている。同じく Sol を削ったラメジャラーやシーバースの読み方に従えば、「彼らの王国をサトゥルヌスはもはや占領しないだろう」である。 このいずれが妥当なのかは、どういう情勢を描写したものと捉えるかによって違ってくるだろう。 4行目は changer が「変える」という他動詞にも「変わる」という自動詞にも理解できるため、「(3行目の「彼らの王国」が)アジアの一部を変える」とも読めるし、「アジアの一部が変わるだろう」とも読める。ここでは後者を採った。 既存の訳についてコメントしておく。 大乗訳について。 1行目 「太陽で海は安全に進める」(*6)は誤訳。ne を虚辞(否定の実質的意味を持たず、肯定文で訳す)に理解することはありえなくはないが、ブランダムールらはそのようには訳していない。また、Solaire は太陽の派生語なので、単に「太陽」とすることも疑問である。 2行目「金星の人々はすべてアフリカへ」も誤訳。toute (すべて)は語尾からいっても明らかにアフリカに係っている。また、tiendront (英語の hold などに対応する tenir の未来形)が訳に反映されていない。 3行目「土星は王国をもはやもたず 太陽のみ」も色々おかしい。元になったヘンリー・C・ロバーツの場合、彼の底本になったガランシエール版は Sol を削っていたのだが、ロバーツは(おそらく当時復刻されていた1649年ルーアン版あたりを元に)Sol を挿入した。にもかかわらず、ロバーツは Sol を英訳には一切反映していないのでチグハグなことになっていた。大乗訳はそのあたりのチグハグさをどうにかしようと「太陽」を訳文に盛り込んだのだろうが、挿入の仕方が明らかに不自然である。 4行目「アジアの港は変わるだろう」も誤訳。ガランシエールは仏語原文も英訳も part にしてあった。ところがロバーツは原文を mort (死)に差し替えて英訳を port (港) にするという意味不明な改変を行なった。前者は例によって1649年ルーアン版による差し替えだろうと思われるが、後者は part の誤植などだろうか。「異文」節にあるとおり、確かに仏語原文が port になっている版もあるが、ロバーツや大乗がこれを参照したという可能性もないだろう。というのはその異文を含む1589年ルーアン版の原文が公表されたのは21世紀に入ってからだからである。いずれにせよ、port も mort も例外的な異文であり、支持すべき理由はない。 山根訳について。 3行目 「やがて土星はもはや王国を支配せぬ」(*7)は、誤訳というものではないのだが、leur (彼らの)という語を落としてしまうと、「金星の人々の王国」ではなく「土星自身の王国」と勘違いされるなどの可能性が生まれるのではないだろうか。 信奉者側の見解 テオフィル・ド・ガランシエール(1672年)は、過去に起きたアジアとアフリカの変化についての描写ではないかと解釈した(*8)。 その後、1930年代までこの詩を解釈した者はいないようである。少なくとも、ジャック・ド・ジャン、バルタザール・ギノー、D.D.、テオドール・ブーイ、フランシス・ジロー、ウジェーヌ・バレスト、アナトール・ル・ペルチエ、チャールズ・ウォードの著書には載っていない。 マックス・ド・フォンブリュヌ(未作成)(1938年)は、未来に起こる戦争の情景と解釈した(*9)。マックスは太陽を未来の君主政と解釈していたが、息子のジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌは晩年になって、太陽を日本と解釈し、2026年までの未来において、日本のおかげで海を安全に渡れるようになることと、アメリカがアフリカを掌握することなどの予言と解釈した(*10)。 ロルフ・ボズウェル(1943年)は、未来に、太陽崇拝の新宗教が現れることを予言したのではないかとした(*11)。 エリカ・チータム(1973年)は太陽を日章旗の国・日本、ウェヌスをヴェネツィアとの言葉遊びからイタリアとする解釈に基づき、第二次世界大戦の情勢と結びつけた。 セルジュ・ユタン(1978年)は「金星の人々」をイスラーム信徒ではないかとした上で、現代の汎アラブ主義の台頭ではないかと解釈した(*12)。 同時代的な視点 祝日との関連性から、太陽(=日曜日)がキリスト教、ウェヌス(金星=金曜日)がイスラーム、サトゥルヌス(土星=土曜日)がユダヤ教を指しているという点は、ピエール・ブランダムール、ピーター・ラメジャラー、ジャン=ポール・クレベール、ブリューノ・プテ=ジラール、リチャード・シーバースらの間で異論がない。 当時の地中海は、オスマン帝国のバルバロス・ハイレッディン率いる海賊艦隊が勢力を伸ばしており、キリスト教諸国はプレヴェザの海戦(1538年)の敗北などによって、その制海権を失いつつあった。 ラメジャラーが指摘するように、当時の地理的認識における「アフリカ」はしばしば北アフリカを指し(もともと古代ローマにおけるアフリカ属州は現代のチュニジアに対応するものであった)、「アジア」は小アジアのことであった。それを踏まえれば、3行目以外は問題なく16世紀当時の情勢と結びつけることが可能だろう。 問題は3行目で、上の訳のように読んだ場合、勢力を伸ばしたオスマン帝国に対し、(古代イスラエルのように)ユダヤ人がその土地で独立することも出来ないし、(十字軍時代のエルサレム王国のように)キリスト教徒がその土地に国を打ち立てることも出来ない、という意味だろうか。 他方、Sol を削らずに読んでいるクレベールは、「彼らの王国が太陽もサトゥルヌスも占有することはもはやないだろう」というように読み、オスマン帝国からキリスト教徒とユダヤ教徒が追放される意味ではないかとした (もっとも、実際のオスマン帝国はキリスト教徒やユダヤ教徒に対しても専用の税金を払えば、信仰の自由は保障していた)。 コメントらん 以下のコメント欄はコメントの著作権および削除基準を了解の上でご使用ください。なお、当「大事典」としては、以下に投稿されたコメントの信頼性などをなんら担保するものではありません (当「大事典」管理者である sumaru 自身によって投稿されたコメントを除く)。 名前 コメント
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フォントゥス ローマ神話の泉と井戸の女神。 ユピテルの娘やヤヌスの息子とする説も。 別名: フォーンス フォントス フォンス
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レムス/Remus ローマ神話の登場人物。 アエネアスの子孫ヌミトルの娘レア・シルウィアの子で、双子の兄はローマ建国の英雄ロムルス。 ヌミトルは弟のアムリウスによりアルバ・ロンガの王位を追われた。アムリウスは、ヌミトルが後継者となる男児を授からないよう、レア・シルウィアを一生独身を貫くウェスタに仕える巫女にしたが、彼女は聖なる森でマルスに犯され、妊娠した。アムリウスがそれに気づくと、彼女を幽閉(もしくは溺死)させ、産まれた双子の子供・ロムルスとレムスはティベリス川に沈めて殺すよう召使いに命じた。しかし召使いは2人を入れた籠を板に乗せ、洪水で水量が増した川に流した。水が退くと、板はイチジクの木のそばの泥土に漂着した。するとマルスの聖獣である牝狼とキツツキ(ピクスの変身とされる)がやって来て、双子の世話をした。しばらくして王の羊飼いファウストゥルスが双子を見つけ、王には言わずに家に連れ帰り、ファウストゥルスの妻アッカが育てた。 2人は逞しい知的な若者に成長したが、その過程でファウストゥルスは、彼らがヌミトルの孫であることに気がついた。成長した双子は、羊飼いの息子たちを率いて、山賊やヌミトルの家畜を襲うようになった。しかしルペルカリア祭(パン神の祭)の時に彼らは待ち伏せに遭い、捕らえられてしまった。レムスはアムリウスの前に引き出され、ヌミトルの家畜を襲った罪でヌミトルに引き渡された。ヌミトルは、彼への質問と、彼らが入っていた籠を調べたことで、彼が自身の孫であることを知る。 やがて双子は反乱軍を組織し、アムリウスの宮殿を攻撃し、彼を殺した。それによりヌミトルが王に復位した。それでも2人はアルバ・ロンガに満足せず、18歳になった時、自分たちの都市を建てることを決め、その場所を、自分たちが捨てられたティベリス川の近くの土地に決めた。しかし2人は、どちらが建設の責任者や都市の正式な建設者になるかで争うことになり、鳥占いで決めることにした。鳥はユピテルから送られる徴で、レムスはアウェンティヌスの丘に立ち6羽を、ロムルスはパラティウムの丘に立ち12羽のハゲタカを見た。占いの結果はロムルスの勝ちだったが、レムスの部下たちがレムスが先に前兆を受けたと主張した。ロムルスはこれに取り合わず、4月21日(パレスの祭日であるパリリアの日)に作業を始めた。牛に鋤をひかせ、溝を掘ってその土を盛り上げ、壁を作ってパラティヌス丘に都市の建設を進めた。レムスはこれに怒り、まだ完成していない都市の城壁を飛び越え、「こんな脆い柵で都市をどう守るのか」と兄を侮辱した。するとロムルス(あるいは部下のケレス)は、鋤(あるいは剣)でレムスを殺してしまった。仲裁に入ったファウストゥルスも殺されたとする話もある。ロムルスは「俺の城壁を横切る奴は誰でもこうなる」と言ったという。後に、アウェンティヌス丘でレムスの葬式を行った時には、ロムルスは心をやわらげ、衷心から涙を流した。 参考文献 山北篤著『西洋神名事典』新紀元社 大林太良,伊藤清司,吉田敦彦,松村一男編『世界神話事典』角川選書 マイケル・グラント,ジョン・ヘイゼル著『ギリシア・ローマ神話事典』大修館書店 ブルフィンチ著/野上弥生子『ギリシア・ローマ神話』岩波文庫 ヒュギーヌス著/松田治,青山照男訳『ギリシャ神話集』講談社学術文庫 アーサー・コッテル著/左近司祥子,宮元啓一,瀬戸井厚子,伊藤克巳,山口拓夢,左近司彩子訳『世界神話辞典』柏書房
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コラティヌス ローマ神話に登場する人物。 関連: ルクレティア (妻) 別名: コラーティーヌス コラッティヌス タルクゥイニウスコラーティーヌス (タルクゥイニウス・コラーティーヌス) ルキウスタルクィニウスコッラティヌス (ルキウス・タルクィニウス・コッラティヌス)
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ノウィスト皇国の西南、バクハーン国との国境近くにある街を拠点としている団体。 名を教会としているが、実際は『法王アダマス4世』と名乗る男によって独裁政治が行われている。 彼等はサトゥルネス教から派生した宗派であるが、『真聖サトゥルネスこそが本流である』と主張。 少なくない数の信者を動員し、街とその周辺を支配下に置いている。 関連 ノウィスト皇国 バクハーン国 サトゥルネス教 コンバイン教団 目次に戻る
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ネプトゥーニーネー ローマ神話でネプトゥヌスの娘あるいは孫娘の総称。
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ウァティカヌス ローマ神話の神。